七つの会議 あらすじと感想*ネタバレなし
メインキャスト
東京建電・営業一課の万年係長。通称「眠りのハッカク」。
・北川誠(香川照之)
東京建電・営業部長。結果第一主義のモーレツ管理職。
東京建電・営業二課長。パワハラ騒動後、営業一課長に任命される。
・坂戸宣彦(片岡愛之助)
・浜本優衣(朝倉あき)
東京建電・営業一課員。社内環境改善のためにドーナツの無人販売を企画。
あらすじ
東京建電・営業部長の北川は営業部に対しいつも無理なノルマを突きつけ、それを達成すべく社員たちは休む暇なく働いていた。そんな中、”ぐうたら社員”の八角はいつも営業一課長の坂戸をイラつかせていた。ついにしびれを切らした坂戸は、八角が有給を申請したのをきっかけにみんなの前で叱責。すると、次の日坂戸は八角にパワハラで訴えられ突然の異動が決まる。なぜ会社はぐうたら社員の八角を守り、営業部のエースとも言える坂戸を飛ばしたのか・・・?そこには組織の深い闇と秘密が隠されていた。
感想
丁寧な伏線回収によって登場人物たちの意外なつながりが次々と明らかになって行くストーリー展開で、ドラマを一気に1話から最終話まで見切ったような気持ちになる。要するに見終わった後スッキリする映画。さすが「半沢直樹」や「下町ロケット」のスタッフが製作したというだけのことはある。とは言っても、私はまだ学生だからサラリーマンの世界のことは分からないけれど、一緒に観たサラリーマンの父親が「これは割と現実に近い」と言っていたので、多分社会ってこんな感じなんだろうなって(笑)上に行けば行くほど保守に回り部下を平気で売る姿勢、クズだねぇ。元凶とも言えるあの人がお咎めなしっていうのもリアルで良かった。